あとがき

この物語は、実際に全米の動物園で働く飼育員の皆さんと、彼らに愛される動物たちの関係にインスピレーションを得て書かれました。
動物園は、私たち人間にとって、動物の素晴らしさを学び、生命の尊さを感じることができる大切な場所です。
そして何より、種族を越えた愛と信頼の関係が生まれる、奇跡の場所でもあります。
もし機会がありましたら、お近くの動物園を訪れてみてください。
きっと、動物たちと飼育員さんたちの間に流れる、温かい絆を感じていただけるはずです。
そして、この物語が、皆さんの人生において、誰かとの関係づくりの参考になれば、これほど嬉しいことはありません。
愛は時間をかけて育てるもの。
そして、その愛は必ず届きます。
ダンボと私が証明したように。
エミリー・ジョンソン(現在32歳、サンディエゴ動物園 主任飼育員)
この物語は、全ての動物を愛する人々、そして動物との絆を大切にする全ての飼育員の皆さんに捧げます。
※この物語はフィクションです。登場する人物や出来事はすべて架空のものであり、実在の人物や出来事とは一切関係ありません。